もくじ
ビジネス大国と呼ばれるアメリカでは、日々スモールビジネスから世界的に知られている大企業が発展し続けています。
この記事では、その中でもアメリカで活躍している日本企業を紹介します。
海外進出ができる企業の特徴や強みはどのような点なのか、誰もが知る日本の大企業について詳しく解説していきます。
アメリカに海外進出している日本の企業一覧
ここからは、世界のあらゆるところに拠点を置いているアメリカの企業を紹介します。
下記では、特にアメリカでも人気の自動車関連・レストラン関連の2つのジャンルに分けてそれぞれはどのようなサービスを行っているのか、特徴や強みについて詳しく解説します。
海外進出した自動車業界の日本企業
日本の自動車は「性能が良い」「壊れにくい」と、アメリカでも高い人気を誇っています。
ここからは、アメリカでも大人気の日本車ブランド「トヨタ」「ホンダ」「マツダ」の3つの企業について紹介します。
海外で人気を誇るのはなぜなのか、特徴や戦略についても解説します。
トヨタ自動車株式会社
設立60年を迎えたトヨタは、日本だけでなく世界中のあらゆる国・地域で活躍している企業です。
海外にも工場を構えていることで、高品質な自動車をなるべく早く低コストで、消費者に提供するのがトヨタの戦略の特徴です。
また、海外に工場を設立することによって、現地の人々に労働のチャンスを増やすことが可能になりました。
そのため、トヨタは企業の利益だけでなく現地の人々の暮らしにも考慮していることから、海外での発展に繋がったと言われています。
アメリカでの人気車種はRAV4・カムリ・タコマなどです。スタイリッシュで高級感のある見た目も、トヨタ自動車の人気の秘訣です。
本田技研工業株式会社
ホンダの自動車は、アメリカで2018年に行われた北米カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するほどの人気を誇っています。
アメリカではトヨタ自動車が最も人気のある日本車として有名ですが、近頃ではホンダもトヨタに並ぶほどの人気ぶりです。
米国での年間売上台数は約147万台。中でもホンダのアコードという車種が人気で、燃費や機能性が良い点がホンダの特徴です。
マツダ株式会社
マツダの自動車は、現在北米を中心に世界的にブームが到来していると話題です。
マツダの自動車が人気になった秘訣は、CXシリーズなどのSUVの販売が始まったからと言われています。
中でも、デザイン性・パワー・装備の充実度から、CX-5の販売台数がマツダの販売台数の半分を占めているようです。
大きさや形、色のバリエーションも豊富のため、男女問わずマツダファンが世界で毎年増加している傾向にあります。
海外進出した飲食業界の日本企業
日本食を筆頭にアジア料理人気の高いアメリカでは、さまざまな日本レストランやバーなどがアメリカにも展開しています。
ここからは、アメリカで大行列ができるほどの人気を誇る、2つの日本レストラン企業について紹介します。
株式会社コロワイド
現在グローバル企業開拓に力を入れているコロワイドは、アメリカに「焼肉の牛角」を進出させた企業です。
国内に647店舗、海外には109店舗を展開しており、グローバルに活躍している企業の一つです。
販売する商品の質や素材に非常にこだわっており「より良いものを低価格で提供する」を、強みとして掲げているのが特徴です。
日本ならではの迅速な対応や、丁寧なサービスを海外でも行うように指導されていることから、アメリカ人からも大人気のレストランへと成長を遂げています。
くら寿司株式会社
くら寿司は、寿司がテーブルの周りをベルトコンベアで回ってくるという、斬新なサービス内容を提供していることが特徴です。
今ではアメリカの8州、合計29店舗がアメリカに展開されています。
2009年にアメリカに初めて店舗がオープンし、ただの日本料理店という形ではなくベルトコンベア式の回転寿司(Revolving Sushi Bar)として始めたことから、一気に注目を浴びました。
日本の通常のメニューとは異なり、アメリカで新たに考案されたメニューもたくさん提供されていることから、海苔や生魚に抵抗のあるアメリカ人でも安心して楽しめます。
現在では、アメリカのくら寿司は大行列ができるほどの人気を誇っています!
日本企業がアメリカに海外進出するメリット
日本企業が日本だけに留まらず、アメリカに進出するメリットとはどのような点なのでしょうか。
ここからは、日本企業がアメリカに海外進出するメリットについて解説します。
日本ブランドは人気が高い
日本企業がアメリカに進出するメリットは、日本のブランドはアメリカで人気が高いという点です。
職人気質で丁寧な作業を行うと海外でも高い評価を得ている日本ブランドは、アメリカでも大人気です。
特に自動車や衣料品、ネイルや美容ケアまで、日本人の技術や手先の器用さで選ぶアメリカ人が多くいます。
支援が手厚い
企業意識が高いとされているアメリカでは、スモールビジネスを含む企業家への支援が充実しているのがメリットです。
実力主義社会であるアメリカは、成果さえ出せば企業に年齢や性別は問われません。
そのため、成果の見込みさえあれば投資や支援を受けることができ、スタートアップとしても安心してビジネスを続けられる環境が整っていると言えるでしょう。
日本企業がアメリカに海外進出する際のデメリット・注意点
アメリカへの企業展開は、さまざまなメリットも存在しますが、気をつけるべき点もあります。
ここからは、日本企業がアメリカに進出する注意点について紹介します。
州ごとに法制が異なる
アメリカには50の州があり、それぞれの州で法令やルールが異なる場合があるということを気をつけましょう。
税金制度や設立の手順など、経済状況までも大きく異なることもあるため、海外に進出をお考えの方は事前にチェックが必要です。
海外進出へのコストがかかる
アメリカ進出の際に注意すべきポイント2つ目は、海外での人件費や教育などにコストや時間がかかってしまう点です。
アメリカと日本では、労働者の文化や働き方が大きく異なるため、一から日本流を教育するのは簡単なことではありません。
アメリカで日本の企業を展開したい方は、人材育成などにもそれなりの時間やコストがかかることを覚悟しておきましょう。
まとめ
今回は、主にアメリカに海外進出している日本企業、2つの業界に分けて紹介しました。
世界の経済大国であるアメリカは、世界中で成功を収め、人々の生活をよりよくするために役立っているのがわかります。
そのアメリカで日本から事業を大きくしたいと、挑戦する企業も少なくありません。
アメリカでは文化や経営戦略を融合し、新しい視点でビジネススタイルを良い方向に変えることが可能にすることもできます。
これから自社を世界的に広めたいと考える場合は、アメリカ企業の持つ独自の経営戦略から学べることは多いと言えます。
この記事を参考に、アメリカ進出へのメリット・注意点の両方を理解した上で事業の海外進出に挑戦してみてください。
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アメリカへビジネス展開するメリット・デメリットについても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。