日本のインバウンド需要は急速に回復し、2024年には訪日外国人旅行者数が過去最高を更新しました。観光地だけでなく、小売店、飲食店、ホテル、企業のショールームなど、あらゆる現場で海外からのお客様と接する機会が増えています。
そんな中、最初の印象を決めるのが「挨拶」です。たとえ流暢に話せなくても、相手の母国語で挨拶するだけで、お客様の表情が明るくなり、その後のコミュニケーションがスムーズになることは、多くの接客現場で実感されています。
この記事では、来日することの多い主要国の基本的な挨拶フレーズと文化的なマナー、接客現場でよくある質問への対応例、そしてどのような場合にプロの通訳者に依頼すべきかという判断基準まで、実践的なインバウンド対応のノウハウを詳しく解説します。英語に自信がない方でも、基本を押さえることで、海外からのお客様に自信を持って対応できるようになります。
インバウンド接客で挨拶が重要な理由
インバウンド接客において、挨拶は単なる形式ではありません。お客様との信頼関係を築く第一歩であり、ビジネスの成功を左右する重要な要素です。
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第一印象は3秒で決まる
人は初対面の相手に対して3秒以内に第一印象を形成し、その印象はその後の関係性に大きな影響を与えると言われています。
ビジネスの現場でも、最初の挨拶が成功の鍵を握ります。特に海外からのお客様に対して、相手の母国語で挨拶することは「あなたを歓迎しています」「あなたの文化を尊重しています」という強いメッセージになります。たとえ発音が完璧でなくても、その努力は必ず伝わり、お客様に安心感と好印象を与えます。
言語よりも姿勢が伝わる
完璧な発音や文法よりも、心がこもった挨拶の方がはるかに重要です。多くの外国人旅行者は、日本人が自分の言語で挨拶しようとする姿勢そのものに感動し、好意を持ちます。
笑顔とアイコンタクトは、言葉の壁を超えて好意を伝える普遍的なコミュニケーション手段です。相手の目を見て、心からの笑顔で挨拶することで、言葉が不完全でも十分に温かい歓迎の気持ちが伝わります。
来日の多い国別・基本の挨拶集
ここでは、訪日外国人数の多い主要国・地域ごとに、基本的な挨拶フレーズと文化的なマナーをご紹介します。
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英語圏(アメリカ・イギリス・オーストラリアなど)
英語圏からの訪日客は依然として多く、英語は国際ビジネスの共通語でもあります。基本的な英語の挨拶を押さえておくことは、あらゆる国のお客様対応に役立ちます。
基本挨拶:
- “Hello”(ハロー):最も基本的な挨拶
- “Good morning”(グッドモーニング):午前中の挨拶
- “Good afternoon”(グッドアフタヌーン):午後の挨拶
- “Good evening”(グッドイブニング):夕方以降の挨拶
- “Welcome to [店名/施設名]”(ウェルカム トゥ~):歓迎の挨拶
ビジネスシーンでの挨拶マナー:
英語圏のビジネス文化では、明確で直接的なコミュニケーションが好まれます。挨拶の際は、相手の目を見て、はっきりとした声で話すことが重要です。
握手はビジネスシーンで一般的な挨拶方法です。右手で握り、適度な強さ(強すぎず弱すぎず)で2~3秒間握手します。アメリカでは力強い握手が自信の表れとされますが、イギリスではやや控えめな握手が好まれる傾向があります。
また、英語圏では名前で呼び合う文化が一般的です。初対面でも”Please call me John”(ジョンと呼んでください)のように名前を教えてくれることがあり、その場合はファーストネームで呼ぶことが親しみの表現になります。
中国語圏(中国・台湾・香港など)
中国・台湾・香港からの訪日客数は非常に多く、ビジネスでも中華圏市場との関わりは増加しています。ただし、これら3地域では言語が異なるため、それぞれに適した挨拶を知っておくことが重要です。
中国(普通話・北京語):
- “你好”(ニーハオ):こんにちは
- “您好”(ニンハオ):こんにちは(丁寧な形、目上の方に)
- “欢迎”(ファンイン):ようこそ
- “欢迎光临”(ファンイン グァンリン):いらっしゃいませ
- “谢谢”(シエシエ):ありがとう
台湾(台湾華語・国語):
- “你好”(ニーハオ):こんにちは(中国本土とほぼ同じだが、やや穏やかな発音)
- “歡迎”(ファンイン):ようこそ
- “謝謝”(シエシエ):ありがとう
- “早安”(ザオアン):おはようございます(台湾でよく使われる)
香港(広東語):
- “你好”(ネイホウ):こんにちは(北京語とは全く異なる発音)
- “歡迎”(フンイン):ようこそ
- “多謝”(ドーチェ):ありがとう(広東語独特の表現)
- “早晨”(ゾウサン):おはようございます
各国の重要な違い
香港で話される広東語は、中国本土や台湾の北京語系言語とは発音が大きく異なり、互いに話しても通じないレベルの違いがあります。例えば「日本」は北京語では「リーベン」ですが、広東語では「ヤップン」と発音します。香港の方に北京語で話しかけることもできますが(多くの香港人は北京語も理解します)、広東語で挨拶すると特に喜ばれます。
簡体字と繁体字の違い
文字表記も異なります。中国本土では簡体字、台湾・香港では繁体字が使われています。例えば「歓迎」は、簡体字では「欢迎」、繁体字では「歡迎」と表記されます。看板やメニューを多言語対応する際は、この違いに注意が必要です。
ビジネスカードの渡し方
中国のビジネス文化では、名刺交換は重要な儀式です。名刺は両手で持ち、相手に文字が読める向きで渡します。受け取った名刺はすぐにポケットにしまわず、しばらく手に持ったりテーブルに置いたりして、相手への敬意を示します。
中国では面子(メンツ)の文化が重要で、特に目上の方や取引先に対しては丁寧な対応が求められます。挨拶の際も、軽いお辞儀や会釈を添えると、より丁寧な印象を与えます。)の文化が重要で、特に目上の方や取引先に対しては丁寧な対応が求められます。挨拶の際も、軽いお辞儀や会釈を添えると、より丁寧な印象を与えます。
韓国
韓国からの訪日客も非常に多く、地理的にも近いため、ビジネス・観光双方で交流が盛んです。韓国語の基本挨拶と文化的マナーを知っておくことは、接客の質を大きく向上させます。
基本挨拶:
- “안녕하세요”(アンニョンハセヨ):こんにちは(最も一般的な挨拶)
- “환영합니다”(ファニョンハムニダ):ようこそ
- “감사합니다”(カムサハムニダ):ありがとうございます
- “안녕히 가세요”(アンニョンヒ ガセヨ):さようなら(去る人に対して)
お辞儀の角度と目上の方への配慮
韓国の文化では、儒教的な価値観が根強く残っており、年齢や役職に対する敬意が非常に重要です。日本のようにお辞儀の角度で明確な基準はなくとも、丁寧な言葉遣いと姿勢を重視する傾向があります。
年齢・役職への敬意表現
韓国語には敬語体系が発達しており、「합니다」(ハムニダ)で終わる丁寧な表現を使うことが、ビジネスシーンでは基本です。初対面では必ず丁寧な表現を使いましょう。
東南アジア(タイ・ベトナム・インドネシア)
東南アジアからの訪日客も増加しており、各国の文化や宗教的背景を理解した上での挨拶が重要です。
タイ
- “สวัสดี”(サワディー):こんにちは
- 男性は”สวัสดีครับ”(サワディークラップ)
- 女性は”สวัสดีค่ะ”(サワディーカー)
- 挨拶の際は「ワイ」と呼ばれる合掌の仕草を伴います。両手を胸の前で合わせ、軽く頭を下げます。鼻の高さは「目上・敬意を示す相手」に対して、同年代・接客では胸の前〜顎あたりが一般的です。ワイの高さは相手の地位によって変わり、一般的には鼻の高さが標準です。
タイは仏教国で、頭は神聖な部位とされています。子供でも頭を触ることは避けましょう。また、足は不浄とされるため、足で物を指したり、人に足を向けたりしないよう注意が必要です。
ベトナム
- “Xin chào”(シンチャオ):こんにちは
- “Cảm ơn”(カムオン):ありがとう
- ベトナムでは握手が一般的で、丁寧さを示すために軽く頭を下げることもあります。
インドネシア
- “Selamat pagi”(スラマッパギ):おはようございます
- “Selamat siang”(スラマッシアン):こんにちは(昼)
- “Selamat sore”(スラマッソレ):こんにちは(夕方)
- “Terima kasih”(トゥリマカシ):ありがとう
宗教的配慮(ハラル対応等)
インドネシアは世界最大のイスラム教国です。イスラム教徒のお客様に対しては、握手は同性間のみが原則です。宗教的理由から異性との握手を避ける方もいるため、相手の様子を見て対応することが大切です。
また、飲食店ではハラル対応(豚肉やアルコールを使わない料理)への配慮が重要です。礼拝の時間(1日5回)を尊重し、礼拝スペースの案内ができると、非常に喜ばれます。
ヨーロッパ(フランス・ドイツ・スペイン等)
ヨーロッパからの訪日客も多く、それぞれの国の言語で挨拶できると、特別な歓迎の気持ちが伝わります。
フランス
- “Bonjour”(ボンジュール):こんにちは、おはようございます
- “Bonsoir”(ボンソワール):こんばんは
- “Bienvenue”(ビヤンヴニュ):ようこそ
- “Merci”(メルシー):ありがとう
フランスでは、親しい間柄では頬にキスをする「ビズ(bise)」という挨拶がありますが、ビジネスシーンや初対面では握手が一般的です。フランス人は礼儀正しさを重視するため、丁寧な言葉遣いと姿勢が好まれます。
ドイツ
- “Guten Tag”(グーテンターク):こんにちは
- “Guten Morgen”(グーテンモルゲン):おはようございます
- “Willkommen”(ヴィルコメン):ようこそ
- “Danke”(ダンケ/danke):ありがとう
ドイツのビジネス文化は非常に時間厳守で、形式的です。握手は力強く、アイコンタクトをしっかり保つことが重要です。また、ドイツでは敬称を使うことが一般的で、初対面では”Herr”(ヘア/男性への敬称)や”Frau”(フラウ/女性への敬称)を姓の前につけて呼びます。
スペイン
- “Hola”(オラ):こんにちは(カジュアル)
- “Buenos días”(ブエノスディアス):おはようございます
- “Buenas tardes”(ブエナスタルデス:こんにちは(午後)
- “Bienvenido”(ビエンベニード):ようこそ(男性に)
- “Bienvenida”(ビエンベニーダ):ようこそ(女性に)
- “Gracias”(グラシアス):ありがとう
スペインやラテン系の文化では、親しい間柄では頬にキスやハグが一般的ですが、ビジネスシーンでは握手が基本です。ただし、英語圏よりも身体的距離が近く、温かみのあるコミュニケーションスタイルが特徴です。
アラビア語圏(中東諸国)
中東からの富裕層の訪日も増えており、アラビア語の挨拶と文化的配慮を知っておくことは、高級ホテルや百貨店などでは特に重要です。
基本挨拶:
- “السلام عليكم”(アッサラーム・アライクム):こんにちは(平和があなたの上にありますように)
- 返答:”وعليكم السلام”(ワ・アライクム・アッサラーム)
- “مرحبا”(マルハバ):ようこそ、こんにちは
- “شكرا”(シュクラン):ありがとう
右手での握手の重要性
イスラム文化では、右手は清浄な手、左手は不浄な手とされています。握手や物の受け渡しは必ず右手で行います。左手を使うことは非常に失礼とされるため、注意が必要です。
また、イスラム教では異性間の身体接触を避ける習慣があります。異性のお客様に対しては、相手から手を差し出さない限り、握手を求めないことが無難です。笑顔と会釈、胸に手を当てる仕草で挨拶することもできます。
宗教的配慮(礼拝時間、ラマダン等)
イスラム教徒は1日5回の礼拝(サラート)を行います。礼拝の時間帯は日の出、正午、午後、日没、夜の5回で、特に金曜日の正午の礼拝は重要です。可能であれば、礼拝スペースや礼拝の方角(メッカの方向=西南西)を案内できると、非常に喜ばれます。
また、イスラム暦の9月にあたるラマダン(断食月)の期間中は、日の出から日没まで飲食を控えます。この時期に中東からのお客様を迎える場合、日中に食事を勧めないなどの配慮が必要です。
基本的な挨拶を覚えていても、その後の会話が続かない、込み入った質問をされて答えられない——そんな場面は誰にでもあります。
そんな時に便利なのが、短時間から依頼できる通訳サービスです。オシエテの通訳サービスでは、1時間単位でのご利用が可能で、オンライン通訳にも対応しています。例えば、店舗にタブレットを置いておき、困った時だけオンラインで通訳者に繋ぐという使い方もできます。
また、重要な商談やイベントの場合は、現地に通訳者を派遣することも可能です。2,000名以上の多言語対応通訳者が登録しており、英語、中国語、韓国語はもちろん、タイ語、ベトナム語、アラビア語など、様々な言語に対応できます。
「挨拶は自分で、込み入った会話はプロに」という柔軟な使い分けが、効率的なインバウンド対応につながります。
よくある質問とシーン別対応例
接客の現場では、挨拶の後に様々な質問を受けることがあります。ここでは、よくある質問とその対応例をご紹介します。
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“Where is the bathroom?”(トイレはどこですか)
最も頻繁に聞かれる質問の一つです。
基本的な案内フレーズ:
- “This way, please.”(ディスウェイ、プリーズ):こちらへどうぞ
- “It’s over there.”(イッツ オーバー ゼア):あちらです
- “Go straight and turn left/right.”(ゴー ストレート アンド ターン レフト/ライト):まっすぐ行って左/右に曲がってください
言葉だけでなく、ジェスチャーで方向を示すことが非常に効果的です。また、施設の地図やフロアガイドを見せながら説明すると、より確実に伝わります。多言語表記のトイレマークがある場合は、その写真を見せることもできます。
“How much is this?”(これはいくらですか)
価格に関する質問も非常に多いです。
数字の伝え方: 英語の数字は慣れていないと聞き取りにくいため、電卓や値札を見せることが確実です。”It’s ○○ yen”(イッツ 〇〇 イェン)と言いながら、電卓に数字を表示したり、価格が書かれたタグを指差したりしましょう。
また、スマートフォンの翻訳アプリに価格を入力して見せる方法も有効です。多くの翻訳アプリには数字の読み上げ機能もあるため、発音に自信がない場合に便利です。
“Do you speak English?”(英語を話せますか)
この質問に対して、正直に自分の語学レベルを伝えることが大切です。
正直に伝えることの大切さ: “A little”(ア リトル/少しだけ)と答えることで、相手も簡単な英語やゆっくりとした話し方を心がけてくれます。”I’ll do my best to help you”(アイル ドゥ マイ ベスト トゥ ヘルプ ユー/できる限りお手伝いします)と伝えることで、誠意を示すことができます。
“A little”と答えた後の対応: 完璧に話せなくても、キーワードを拾って理解しようとする姿勢が重要です。わからない時は”Sorry, I don’t understand. Could you say it again?”(ソーリー、アイ ドント アンダスタンド。クジュー セイ イット アゲイン?/すみません、わかりません。もう一度言ってもらえますか)と正直に伝えましょう。
翻訳アプリを使うことも全く問題ありません。”Let me use a translation app”(レット ミー ユーズ ア トランスレーション アップ/翻訳アプリを使わせてください)と断った上で、アプリを活用することは、むしろコミュニケーションの意欲を示すことになります。
“Can you recommend~?”(おすすめは何ですか)
レストランやお土産店などでよく聞かれる質問です。
簡単な説明フレーズ:
- “This is popular.”(ディス イズ ポピュラー):これが人気です
- “This is my recommendation.”(ディス イズ マイ レコメンデーション):これが私のおすすめです
- “This is Japanese traditional~”(ディス イズ ジャパニーズ トラディショナル~):これは日本の伝統的な~です
写真や実物を見せる工夫: 言葉で説明するより、写真やサンプルを見せる方が確実です。料理であればメニューの写真、商品であれば実物やパッケージを見せながら説明しましょう。スマートフォンで画像検索して見せることも効果的です。
“Thank you”への返答
感謝されたときの返答も、各国の言語で言えると好印象です。
各国の「どういたしまして」:
- 英語:”You’re welcome”(ユア ウェルカム)
- 中国語:”不客气”(ブーカーチー)または”不用谢”(ブーヨンシエ)
- 韓国語: “아니에요”(アニエヨ)
- フランス語:”De rien”(ドゥ リヤン)または”Je vous en prie”(ジュ ヴ ザン プリ)
- スペイン語:”De nada”(デ ナダ)
これらのフレーズを笑顔で返すだけで、お客様は「この国の人は自分たちを歓迎してくれている」と感じ、満足度が大きく向上します。
翻訳アプリは非常に便利ですが、複雑な内容や専門的な説明には限界があります。特に、製品の詳細な仕様説明、アレルギー情報、医療関連の質問、法的な内容などは、誤訳が重大な結果を招く可能性があります。
オシエテの通訳サービスでは、2,000名以上の多言語対応通訳者が登録しており、業界の専門知識を持った通訳者も多数在籍しています。医療、IT、製造、観光など、各分野に精通した通訳者が、正確で適切なコミュニケーションをサポートします。
オンライン通訳であれば、タブレットやスマートフォンを通じて即座に通訳者と繋がることができ、対面での通訳と変わらない品質のサービスを受けられます。重要な場面では、プロの力を借りることで、お客様の満足度と安全性を確保できます。
プロに依頼すべき判断基準
基本的な挨拶や簡単な質問対応は自分でできても、プロの通訳者が必要な場面もあります。以下のような状況では、無理をせずプロに依頼することが賢明です。
重要な商談や契約の場面
海外からのお客様との商談、契約内容の説明、価格交渉など、ビジネスの重要な局面では、誤解が許されません。
挨拶や雑談は自分でできても、具体的な条件交渉や契約条項の説明は、専門的な語学力とビジネス知識を持ったプロの通訳者に任せるべきです。一語の誤訳が、金額の誤解や契約トラブルにつながる可能性があります。
また、商談では相手の意図やニュアンスを正確に理解することが重要です。言葉の表面的な意味だけでなく、文化的背景や商習慣の違いも理解した通訳者であれば、より円滑なビジネスコミュニケーションが実現します。
専門的な説明が必要な場合
製品の技術仕様、安全に関する注意事項、アレルギー情報、医療関連の説明など、専門的な内容を正確に伝える必要がある場合は、プロの通訳者が不可欠です。
例えば、機械の操作説明、化学物質の取り扱い、医薬品の使用方法などは、誤訳が事故や健康被害につながる可能性があります。翻訳アプリでは専門用語が正確に訳されないことも多く、業界知識を持った専門通訳者の力が必要です。
長時間の接客やイベント対応
展示会、商品説明会、工場見学、長時間のツアーガイドなど、数時間にわたる接客や説明が必要な場合、通訳者に任せることで自分は本来の業務に集中できます。
外国語でのコミュニケーションは、母国語よりもはるかに疲労が蓄積します。長時間対応すると、集中力が低下し、誤訳や聞き逃しが増える可能性があります。プロの通訳者であれば、長時間でも高い集中力を維持し、正確なコミュニケーションを提供できます。
また、イベントや展示会では多くの来場者に対応する必要があり、一人で全てを担うことは現実的ではありません。通訳者がいることで、より多くのお客様に質の高いサービスを提供でき、ビジネスチャンスも広がります。
複数言語の同時対応
国際イベントや多国籍企業との取引など、英語だけでなく中国語、韓国語、その他の言語も必要になる場合、多言語対応可能な通訳サービスが不可欠です。
一人で複数の言語に対応することは現実的に不可能です。また、それぞれの言語に精通した通訳者が対応することで、各国のお客様に対して平等に質の高いサービスを提供できます。
オシエテの通訳サービスでは、英語、中国語、韓国語をはじめ、50以上の言語に対応しており、一つの窓口で複数言語の通訳手配が可能です。複数の通訳者を同時に手配することもでき、大規模なイベントや展示会にも対応できます。
オシエテの通訳・翻訳サービスは、インバウンド接客のあらゆる場面に対応できる柔軟性が特徴です。
- 1時間単位からの依頼が可能:「この商談だけ」「イベントの2時間だけ」という短時間利用もできます
- オンライン・現地派遣両方対応:タブレットやスマートフォンを通じたオンライン通訳も、店舗や会場への通訳者派遣も可能
- 2,000名以上の多言語対応通訳者:英語、中国語、韓国語、タイ語、ベトナム語、アラビア語など、50以上の言語に対応
- 業界の専門性が高い通訳者が在籍:製造業、IT、医療、観光、小売など、各業界の専門知識を持った通訳者が登録
- 短時間からの対応で費用も抑えやすい:必要な時だけ利用できるため、コストパフォーマンスに優れています
- 柔軟な使い分けが可能:「挨拶や簡単な案内は自分で、込み入った説明はプロに」という効率的な対応ができます
インバウンド接客に不安を感じている方、重要な商談を控えている方、大規模なイベントを予定している方——まずはお気軽にご相談ください。
まとめ
基本的な挨拶を各国の言語で覚えるだけで、海外からのお客様への印象は大きく変わります。完璧な発音や文法よりも、相手を歓迎する心と、コミュニケーションを取ろうとする姿勢こそが最も重要です。
この記事でご紹介した主要国の挨拶フレーズは、明日からすぐに使えるものばかりです。まずは来店の多い国の挨拶から覚え始め、笑顔とアイコンタクトを添えて実践してみてください。お客様の表情が明るくなり、その後のコミュニケーションがスムーズになることを実感できるはずです。
一方で、専門的な説明が必要な場面、重要な商談、長時間の対応など、プロの通訳者が必要な場面もあります。無理をして誤解やトラブルを招くよりも、適切にプロのサポートを活用することが、結果的にお客様の満足度を高め、ビジネスの成功につながります。
短時間からの通訳依頼や、オンライン通訳など、柔軟に利用できるサービスを知っておくことで、「困った時の安心」を確保できます。「挨拶は自分で、込み入った会話はプロに」という使い分けが、効率的で質の高いインバウンド対応の鍵です。
インバウンド需要の拡大は、多くの企業にとって大きな成長のチャンスです。基本的な挨拶とマナーを身につけ、必要に応じてプロのサポートを活用することで、海外からのお客様に自信を持って対応し、ビジネスを成功に導きましょう。





















ヨーロッパの一部地域(フランス、スペイン、イタリアなど)では、親しい間柄での挨拶として頬にキスをする習慣がありますが、これは実際に唇をつけるのではなく、頬を合わせて「チュッ」と音を立てる仕草です。しかし、ビジネスシーンや初対面では握手が基本なので、無理にこの習慣を真似る必要はありません。相手が先に頬を寄せてきた場合のみ、それに応じる程度で十分です。