エクスレバン
これまで渡航した国は40カ国以上 大学時代から国際経済を学び、現地に赴いて調査を行ったり、政治や経済について執筆活動を行っている。趣味はサーフィンと妻とショッピング。コロナ禍が終わりを迎えるなか、今後は中東やアフリカ方面への現地取材を検討中。
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米大統領選まで残り3ヶ月の戦いとなってきました。
トランプ氏とハリス氏の支持率が拮抗していて、現時点でどちらが勝利するかは分かりません。リアル・クリア・ポリティックスの世論調査では、全米での支持率平均でトランプ氏が47,7%、ハリス氏が46,5%とトランプ氏が上回っている状況ですが、ブルームバーグなどが実施した世論調査では、大統領選の勝敗を左右するアリゾナやペンシルベニア、ウィスコンシンなど激戦7州での支持率でトランプ氏が47%、ハリス氏が48%と上回る結果となっています。
影響受けるウクライナ
では、トランプ氏が勝利すれば世界情勢はどうなっていくのでしょうか。バイデン政権で副大統領を務めるハリス氏が勝利すれば、基本的にはバイデン政権の外交姿勢を継承するので大きな変化は考えにくいですが、トランプアメリカになると大きな変化が生じるでしょう。
まず、その影響受けるのがウクライナです。バイデン政権はこれまでウクライナへの莫大な軍事支援を続けてきましたが、トランプ氏はそれに強く懐疑的で、ウクライナ戦争を24時間以内に終わらせる、ウクライナ支援を最優先で停止するなどと主張しており、大統領に返り咲けばウクライナ支援は縮小、停止の方向へ流れていく可能性が高いでしょう。また、ロシア軍がウクライナ東部を占領する現状で和平案をウクライナに強制する可能性が考えられ、トランプ勝利によってウクライナは厳しい状況に追いやられる可能性があります。
欧州との分断
また、それに付随して米国と欧州との分断が進むことでしょう。
トランプ氏は大統領在任中にパリ協定やTPPなど国際的枠組みから離脱し、国連やNATOを軽視する発言を繰り返してきたことから、脱ウクライナの姿勢を鮮明にすることを含め、英国やフランス、ドイツなど欧州との関係が冷え込むことが考えられます。
中東情勢のリスクは
そして、トランプ勝利によって中東情勢はいっそう緊張が高まるリスクがあるでしょう。
昨年10月以降、イスラエルとパレスチナ、イランなどとの間で軍事的緊張が続いていますが、バイデン政権もイスラエル支持に姿勢に撤しているものの、トランプ氏は極度の親イスラエル、反イランの姿勢を堅持しており、トランプ政権の再来によって“頼もしい後ろ盾”を得たイスラエルのネタニヤフ政権がさらに強硬な姿勢を示し、イランなどとの間で緊張がさらに高まる恐れがあるでしょう。
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