もくじ
海外取引先へ送る資料、製品マニュアルの多言語化、契約書の内容確認——グローバルビジネスの現場では、日常的に翻訳が必要になります。しかし、予算や時間の制約から、プロの翻訳者に依頼できない状況も少なくありません。
「翻訳ツールを使えば何とかなるのでは?」と考える方も多いでしょう。確かに、近年の機械翻訳の精度は飛躍的に向上しています。しかし、ツールに頼りきりになると、思わぬ誤訳やニュアンスの違いから、ビジネス上の誤解やトラブルを招くリスクがあります。
この記事では、自分で翻訳を行う際の事前準備、実践的なポイント、よくあるトラブルと回避方法、そしてどのような場合にプロの翻訳者に依頼すべきかという判断基準まで、実務に役立つノウハウを詳しく解説します。英語が得意でない方でも、適切な準備と手順を踏めば、ビジネスで通用する翻訳を自分で作成することは可能です。
自分で翻訳を始める前の準備
翻訳作業に取り掛かる前に、しっかりとした準備を行うことが成功の鍵です。以下のステップを踏むことで、翻訳の質を大きく向上させることができます。
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翻訳の目的と読者を明確にする
まず、その翻訳文書が「誰に」「何のために」使われるのかを明確にしましょう。社内の参考資料として使うのか、顧客に提供する正式文書なのか、用途によって求められる翻訳の精度や文体が大きく異なります。
社内向けの資料であれば、多少の不自然さがあっても内容が理解できれば十分な場合が多いでしょう。一方、顧客向けの契約書やプレゼンテーション資料では、プロフェッショナルな印象を与える高品質な翻訳が必要です。
翻訳ツールを正しく選ぶ
現在、多くの無料・有料翻訳ツールが利用可能です。代表的なものとして、Google翻訳、DeepL、みらい翻訳などがあります。それぞれに特徴があり、用途によって使い分けることが重要です。
Google翻訳は100以上の言語に対応し、汎用性が高く無料で利用できます。日常会話や簡単なビジネス文書に適していますが、専門用語や複雑な文章では精度が落ちることがあります。
DeepLはヨーロッパ言語を中心に、より自然で流暢な翻訳を提供します。特にビジネス文書や長文の翻訳において、Google翻訳よりも高品質な結果を得られることが多いとされています。無料版と有料版(DeepL Pro)があり、有料版では文書ファイルの一括翻訳や用語集の登録が可能です。
みらい翻訳は日本企業が開発したツールで、日本語と英語の翻訳に特化しています。ビジネス文書に強く、TOEICスコアで900点相当の翻訳精度を目指しているとされています。
これらのツールには、専門用語を登録できる機能があります。頻繁に使う業界用語や社内用語を事前に登録しておくことで、翻訳精度を大きく向上させることができます。
原文の整理と構造化
翻訳の精度を上げる最も効果的な方法の一つは、翻訳前に原文を整理することです。機械翻訳ツールは、シンプルで明確な文章ほど正確に翻訳します。
一文を短く、シンプルにすることを心がけましょう。日本語では一文が長くなりがちですが、これを複数の短い文に分割することで、翻訳の精度が向上します。例えば、「この製品は高性能でありながら低価格を実現しており、多くの企業に導入されています」という文は、「この製品は高性能です。同時に低価格を実現しています。多くの企業が導入しています」のように分けると翻訳しやすくなります。
主語と述語を明確にすることも重要です。日本語では主語が省略されることが多いですが、英語では主語が必須です。「検討します」ではなく「弊社は検討します」のように、主語を明示することで翻訳ツールが正確に翻訳できます。
また、箇条書きや段落分けを活用して、文書の構造を明確にしましょう。視覚的に整理された文書は、翻訳後も読みやすく、誤訳も見つけやすくなります。
参考資料と用語集の準備
自分で翻訳を始める前に、業界用語や社内用語の英訳リストを作成しておくことが非常に有効です。製品名、部署名、役職名、技術用語など、頻出する単語をあらかじめリスト化しておけば、翻訳作業がスムーズになり、用語の不統一も防げます。
類似の文書や過去の翻訳物があれば、それらを参考資料として活用しましょう。特に定型的な表現やビジネスレターの決まり文句は、過去の成功例を参考にすることで、自然で適切な表現を使うことができます。
また、用語の統一ルールを事前に決めておくことも重要です。例えば、「お客様」を”customer”と訳すのか”client”と訳すのか、「サービス」をカタカナのまま”service”と表記するのか日本語で説明するのかなど、一貫性のあるルールを設定しましょう。
自分で翻訳する際の実践ポイント
準備が整ったら、実際の翻訳作業に入ります。以下のポイントを押さえることで、より自然で正確な翻訳を作成できます。
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直訳より意訳を心がける
機械翻訳ツールの結果をそのまま使うと、文法的には正しくても不自然な翻訳になることがあります。日本語の語順のままで訳すのではなく、英語として自然な表現に組み立て直す「意訳」の視点が重要です。
例えば、「弊社は長年の経験を活かし、お客様に最高のサービスを提供いたします」を直訳すると、”Our company utilizes many years of experience and provides the best service to customers” となりますが、より自然な英語では “With years of experience, we deliver exceptional service to our clients” のように表現できます。
また、文化的背景を考慮した表現も必要です。日本語では謙遜や控えめな表現が好まれますが、英語のビジネス文書では自信を持った明確な表現が求められます。「~と考えております」よりも「~です」とはっきり述べる方が、相手に伝わりやすくなります。
機械翻訳の結果を鵜呑みにしない
翻訳ツールは便利ですが、完璧ではありません。必ず人間の目でチェックし、不自然な箇所や誤訳がないか確認することが不可欠です。
機械翻訳で特に誤訳が発生しやすいのは、以下のような箇所です。
固有名詞:人名や会社名、地名が一般名詞として翻訳されてしまうことがあります。例えば、「田中社長」が”President in the field”(田んぼの社長)と誤訳されるケースもあります。固有名詞は原則としてそのまま使うか、適切な英語表記を確認しましょう。
専門用語:業界特有の用語は、文脈を無視して一般的な意味で翻訳されることがあります。IT業界の「クラウド」は”cloud”(雲)ではなく”cloud computing”と訳すべきですが、ツールによっては誤訳されることがあります。
数字:特に金額や単位を含む数字は、カンマやピリオドの位置が逆転したり、単位が変換されたりすることがあります。必ず元の数字と照合して確認しましょう。
前後の文脈から意味が通るかどうか、全体を通して読み返すことが重要です。一文ずつ翻訳していると、文脈の流れが不自然になることがあるため、段落単位で意味の整合性を確認しましょう。
数字・日付・固有名詞は特に慎重に
ビジネス文書において、数字や日付の誤りは致命的です。特に以下の点に注意が必要です。
数字の桁区切り:日本では「1,000,000」のようにカンマで桁を区切りますが、ヨーロッパの一部の国では「1.000.000」のようにピリオドを使います。また、小数点も日本では「3.14」ですが、一部の国では「3,14」と表記します。翻訳先の地域の慣習を確認しましょう。
日付の表記方法:アメリカでは「MM/DD/YYYY」(月/日/年)、日本やヨーロッパでは「DD/MM/YYYY」(日/月/年)が一般的です。「03/05/2024」がアメリカでは3月5日、ヨーロッパでは5月3日を意味するため、誤解を避けるには「March 5, 2024」のように月名を使う方が安全です。
会社名・人名:固有名詞は基本的に翻訳せず、原文のまま使用します。ただし、役職名は翻訳が必要です。「田中太郎社長」は”President Taro Tanaka”や”Taro Tanaka, President”のように表記します。
これらの要素は、翻訳後に特に重点的にチェックし、原文と一字一句照合することをお勧めします。
ネイティブチェックの重要性
文法的に正しい英語でも、ネイティブスピーカーにとっては不自然に聞こえる表現があります。可能であれば、翻訳した文書を英語ネイティブに確認してもらうことで、より自然で説得力のある文書になります。
社内に英語ネイティブのスタッフがいれば、簡単に目を通してもらうだけでも価値があります。いない場合は、SNSの言語学習コミュニティや、クラウドソーシングサービスなどでネイティブチェックを依頼することもできます。
ただし、専門性の高い文書の場合、単なるネイティブスピーカーではなく、その分野に精通した翻訳者によるチェックが必要です。医療、法律、技術文書などは、業界知識がないと適切な表現を選べないためです。
よくあるトラブルと回避方法
自分で翻訳を行う際、多くの人が似たような失敗を経験します。以下の典型的なトラブルと回避方法を知っておくことで、大きなミスを防ぐことができます。
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翻訳ツールの誤訳で大失敗
機械翻訳は便利ですが、コンテクストを無視した誤訳が発生することがあります。
事例:ある企業が「田中社長」を機械翻訳したところ、”President Tanaka”ではなく”President in the field”(田んぼの社長)と訳されてしまい、海外の取引先に送ってしまいました。これは「田中」という名前を「田」と「中」に分解し、「田」を”field”(田んぼ)と訳してしまったためです。
回避法:重要な役職名、人名、会社名などの固有名詞は、翻訳ツールに任せず、事前に正確な英語表記を確認し、用語集に登録しておきましょう。また、翻訳後は必ず固有名詞が正しく表記されているか重点的にチェックすることが重要です。
Google翻訳やDeepLでは、特定の単語を翻訳させたくない場合、その単語を英語で入力しておくことで誤訳を防げます。例えば、日本語の文章の中に「Taro Tanaka」と英語で書いておけば、そのまま英語として扱われます。
ニュアンスの違いで誤解を招く
日本語と英語では、同じ意味でもニュアンスが大きく異なる表現があります。
事例:日本企業が提案に対して「検討します」と伝えたかったため、”We will consider”と翻訳して返信したところ、海外の取引先からは「断られた」と受け取られてしまいました。英語で”consider”は、前向きな検討というよりも、慎重に(おそらく否定的に)考えるというニュアンスが強いためです。
回避法:ビジネス文書の定型表現を学び、状況に応じた適切なフレーズを使いましょう。「前向きに検討します」であれば、”We will review your proposal positively”や”We are interested in your proposal and will discuss it internally”のように、より前向きな印象を与える表現を選びます。
国際ビジネスにおける誤解の約40%は、言語の直訳ではなくニュアンスの違いから生じると言われています。また日本は間接的(ハイコンテクスト文化)な表現を好むのに対し、多くの欧米諸国はで直接的な表現(ローコンテクスト文化)を好むと説明されています。この文化的違いを理解した上で翻訳することが重要です。
文化的な配慮不足
言語だけでなく、文化的な配慮が欠けていると、相手に失礼な印象を与えることがあります。
事例:日本企業がアメリカの取引先に「ご検討いただけますと幸いです」を直訳して”I would be happy if you consider”と送ったところ、控えめすぎて自信がないように受け取られました。英語のビジネス文書では、もっと直接的に”Please consider”や”We look forward to your positive response”のように表現する方が適切です。
回避法:相手国のビジネス文化をリサーチし、その文化に合った表現を選びましょう。アメリカやヨーロッパのビジネス文化では、自信を持った明確な表現が好まれます。一方、アジアの一部の国では、謙遜や丁寧さが重視されることもあります。
また、色の使い方や画像の選び方にも文化的な意味があります。例えば、白は日本では清潔さを象徴しますが、一部のアジア諸国では喪を連想させる色です。翻訳だけでなく、視覚的な要素にも配慮が必要です。
レイアウトが崩れて読みにくい
翻訳後の文字数が変わることで、文書のレイアウトが崩れることがあります。
事例:日本語のプレゼンテーション資料を英語に翻訳したところ、英語は日本語よりも文字数が多くなり、スライドのテキストボックスから文字がはみ出してしまい、見栄えが悪くなってしまいました。
回避法:英語は日本語の約1.3~1.5倍の文字数(文字数ベース)になることを想定し、レイアウトに余裕を持たせておきましょう。特にパワーポイントのスライドやパンフレットなど、デザインが重要な文書では、翻訳後にレイアウトを調整する時間を確保することが重要です。
また、翻訳前に文章を簡潔にまとめることで、翻訳後の文字数増加を最小限に抑えられます。不要な修飾語を削り、要点を明確に伝える文章にすることで、翻訳後もレイアウトが崩れにくくなります。
プロに依頼すべき判断基準
自分で翻訳できる範囲と、プロに任せるべき範囲を見極めることが、効率的なビジネス運営につながります。以下のような場合は、プロの翻訳者に依頼することを強く推奨します。
契約書や法的文書
契約書、利用規約、秘密保持契約書(NDA)、ライセンス契約書などの法的文書は、一語の誤訳が重大な法的トラブルや金銭的損失につながる可能性があります。
法律用語は非常に専門的で、同じ単語でも文脈によって意味が変わることがあります。例えば、英語の”shall”と”will”と”may”は、契約書においてそれぞれ「義務」「未来の行為」「任意・権利」という異なる法的意味を持ちます。このような微妙な違いを正確に理解し翻訳するには、法務翻訳の専門知識が必要です。
契約書の誤訳による企業の損害賠償請求により、数百万円を超えるような支払いが生じることもあります。
契約書の翻訳では、単に言葉を置き換えるだけでなく、日本法と外国法の法体系の違いも理解した上で、適切な法律用語を選択する必要があります。このレベルの翻訳は、法務専門の翻訳者に任せるべきです。
対外向けの公式資料
プレスリリース、IR資料(投資家向け広報資料)、会社案内、株主向け報告書などの対外向け公式資料は、企業のイメージや信頼性に直結します。
これらの文書には、正確性だけでなく、プロフェッショナルな文体や説得力のある表現が求められます。文法的に正しくても、ビジネス文書として洗練されていない翻訳では、企業の信頼性を損なう可能性があります。
特にIR資料は、投資家の判断材料となる重要な文書です。金融用語の正確な翻訳はもちろん、数字や財務情報の一貫性も重要です。東京証券取引所の上場規程では、海外投資家向けの情報開示において適切な翻訳を行うことが求められています。
プレスリリースも、メディアや一般消費者が最初に目にする企業情報です。ここで誤訳や不自然な表現があると、企業の専門性や信頼性に疑問を持たれてしまいます。
技術マニュアルや取扱説明書
製品の技術マニュアル、取扱説明書、安全に関する注意事項などは、ユーザーの安全性に直結する重要な文書です。
誤訳が原因で製品の誤った使用方法が伝わり、事故や怪我につながった場合、製造物責任法(PL法)に基づく損害賠償請求を受ける可能性があります。アメリカでは、不適切な取扱説明書が原因で訴訟に発展し、巨額の賠償金を支払った事例が多数あります。
技術マニュアルでは、専門用語の正確な使用はもちろん、手順の明確さ、安全警告の適切な表現が求められます。「危険」「警告」「注意」などの安全ラベルには、国際規格(ISO、ANSI)に基づいた標準的な表現があり、これを正確に使用する必要があります。
また、技術文書では図表や図面も多用されますが、これらの説明文も正確に翻訳されなければなりません。専門の技術翻訳者であれば、図表と本文の整合性も確認しながら翻訳を進めます。
マーケティング資料や広告
広告コピー、マーケティング資料、ウェブサイトのコンテンツ、SNS投稿など、顧客に直接訴えかける文書では、文化的センスやクリエイティブな表現が重要です。
単なる翻訳ではなく、ターゲット市場の文化や消費者心理に合わせた「ローカライゼーション」が必要です。例えば、日本で成功したキャッチコピーを直訳しても、海外では全く響かないことがあります。
有名な失敗例として、ある飲料メーカーがスローガンを直訳したところ、現地では不適切な意味に受け取られ、ブランドイメージを損なったケースがあります。
マーケティング翻訳では、言葉の正確さよりも、ターゲット顧客の心に響くかどうかが重要です。これには、言語能力だけでなく、マーケティングやコピーライティングのスキルも必要です。専門のマーケティング翻訳者やトランスクリエーター(創造的翻訳者)に依頼することで、効果的な訴求が可能になります。
大量の翻訳や定期的な翻訳業務
数十ページに及ぶマニュアル、大量の製品カタログ、定期的に発行するニュースレターなど、翻訳のボリュームが大きい場合や継続的な翻訳が必要な場合は、時間対効果を考えるとプロに依頼する方が効率的です。
自分で翻訳する場合、本来の業務時間を大幅に圧迫してしまいます。例えば、A4で10ページの文書を翻訳するのに、慣れていない人では10~20時間かかることもあります。その時間を本業に使った方が、会社全体としての生産性は高まります。
また、大量の翻訳では用語統一や品質管理が重要になります。複数の文書にわたって同じ用語を一貫して使用するには、専門の翻訳管理システムや用語データベースが必要です。プロの翻訳サービスでは、これらのツールを使って品質を管理しています。
定期的な翻訳業務がある場合、翻訳の文字数パックやサブスクリプションプランを利用することで、都度見積もりを取る手間が省け、コストも削減できます。専任のコーディネーターが貴社の業務内容や用語を理解した上で対応してくれるため、翻訳の質も安定します。
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対応できる用途:
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- コスト削減プラン:文字数パックプランで、定期的な翻訳業務のコストと工数を削減
「この部分だけプロに任せたい」「定期的な翻訳業務を効率化したい」といったニーズにも柔軟に対応できます。自分で翻訳する部分とプロに依頼する部分を適切に使い分けることで、品質とコストのバランスを最適化できます。
詳しくは、オシエテの翻訳サービスをご覧ください。
まとめ
自分で翻訳を行うことは、適切な準備と手順を踏めば十分に可能です。翻訳ツールを活用し、原文を整理し、用語集を準備することで、ビジネスで通用する翻訳を作成できます。
しかし、翻訳ツールを過信せず、必ず人間の目でチェックすることが不可欠です。固有名詞、専門用語、数字などは特に注意が必要で、誤訳が重大な結果を招く可能性があります。また、直訳ではなく意訳を心がけ、文化的な配慮も忘れないようにしましょう。
一方で、契約書や法的文書、対外向けの公式資料、技術マニュアル、マーケティング資料など、専門性や正確性が求められる文書については、プロの翻訳者に任せる判断も必要です。誤訳によるリスクを考えれば、プロに依頼する費用は十分に正当化されます。
「全て自分で」と「全てプロに」の二択ではなく、部分的な依頼や文字数パックプランなど、柔軟なサービスを活用することで、品質とコストのバランスを最適化できます。重要な部分だけプロにチェックしてもらう、定型部分は自分で対応し専門部分だけ依頼するなど、状況に応じた使い分けが効率的です。
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