エクスレバン
これまで渡航した国は40カ国以上 大学時代から国際経済を学び、現地に赴いて調査を行ったり、政治や経済について執筆活動を行っている。趣味はサーフィンと妻とショッピング。コロナ禍が終わりを迎えるなか、今後は中東やアフリカ方面への現地取材を検討中。
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今日、海外に展開する日本企業の関係者が最も気にするニュースを挙げるとすれば、それは間違いなく米国大統領選でしょう。本番まで3ヶ月となりますが、トランプ銃撃事件、バイデンの選挙戦からの撤退、後継候補ハリスの台頭など、その動向は最近大きく動いています。
トランプVSハリス
7月半ば、トランプ氏が銃撃を受けながらも暴力には負けないという姿勢を強く示したことで、バイデン大統領の劣勢がいっそう顕著になりました。しかし、バイデン大統領は周辺の声に答える形で選挙戦からの撤退を表明し、その直後に後継候補としてカリマ・ハリス副大統領が出てきたことで、劣勢気味だった民主党陣営は息を吹き返したと言えるでしょう。
トランプVSハリスの構図になりましたが、トランプ優勢を示す世論調査もあれば、ハリス氏が躍進しているとの報道もあり、現時点でどちらが勝利するかは分かりませんが、仮にハリス氏が勝利すれば、世界はどうなるのでしょうか。
“ハリスアメリカ”を想定した場合
“ハリスアメリカ”を想定した場合、まず我々が認識するべきは、ハリス氏がバイデン政権の副大統領であることです。すなわち、大統領候補が副大統領候補を選ぶ際、考え方や政策が一致しない人は選びませんので、ハリス政権は基本的にはバイデン政権の政策を継承していくことになるでしょう。
ハリス政権は、安全保障や経済、先端技術や人権など多方面で中国との対立、競争を展開していくことになります。バイデン政権は、中国による先端半導体の軍事転用を防止するため、先端半導体分野の対中輸出規制を強化し、日本やオランダなど同盟国にも協力を呼び掛けましたが、ハリス政権も先端技術分野で同じような道を進んでいくと考えた方がいいでしょう。
そして、日本との関係においても、ハリス政権は日本との関係を極めて重視してくるでしょう。台湾有事の懸念が深まるなか、ハリス政権は台湾への軍事支援を続けるでしょうし、中国による台湾侵攻を抑止するためにも、日本にいっそうの役割を担ってもらいたいという狙いがあります。
まとめ
ハリス政権になれば、これまでのバイデン政権下の政策が基本的には継承されていくでしょうが、今日も選挙戦では、ハリス氏には大統領経験がなく、また政権運営の手腕などで不明な点も少なくなく、トランプ氏はそのあたりを徹底的に突いてくることが予想されます。
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