エクスレバン
これまで渡航した国は40カ国以上 大学時代から国際経済を学び、現地に赴いて調査を行ったり、政治や経済について執筆活動を行っている。趣味はサーフィンと妻とショッピング。コロナ禍が終わりを迎えるなか、今後は中東やアフリカ方面への現地取材を検討中。
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中東ではイスラエルとイラン、親イラン武装勢力との間で軍事的な緊張が続いています。
イスラエルはレバノン南部を拠点とする親イラン勢力ヒズボラの組織的破壊を目指した軍事攻撃を継続し、両国の国境地帯のレバノン南部、首都ベイルート、レバノン最北部のシリア国境地帯などに点在するヒズボラの拠点に毎日のように空爆を続け、10月31日にベイルート郊外にあるヒズボラの武器製造施設や軍事施設を狙った空爆では、イスラエル軍は事前に周辺の住民に避難警告を出していたものの、ベイルートに滞在するバングラデシュ人1人が犠牲になるなど外国人への被害も発生しています。
続く負のスパイラル
イスラエルによるレバノンやパレスチナ自治区ガザ地区への攻撃により、イランはこれまでに4月と10月にイスラエルへの直接攻撃(弾道ミサイルやドローンの発射)を行なっており、今後も余談を許さない状況です。
イスラエルのネタニヤフ首相は11月3日、ヒズボラとの戦闘を巡り、イスラエル北部の治安回復と住民の安全な帰還を達成するまでヒズボラに対する攻撃の手を緩めない姿勢を示しました。
ネタニヤフ首相は、両国の国境から30キロほど北に流れるリタニ川の以北にヒズボラを撤退させるまで停戦などには応じない姿勢に徹していますが、ヒズボラがそれに応じる可能性は極めて低い状況です。
一方、イランのペゼシュキアン大統領も3日、ガザ地区やレバノンで攻撃を続けるイスラエルの今後の対応次第でイランによる報復手段も変わるとの見方を示しましたが、ネタニヤフ首相は強硬姿勢に徹しており、イスラエルが強硬手段に徹すれば、イランが過剰な暴力と判断し、イランが再びイスラエルに向けて弾道ミサイルなどを発射し、イスラエルがそれに応戦するという形で負のスパイラルが繰り返されることになります。
民間航空機のフライトへの影響
こういった中東情勢の悪化により、民間航空機のフライトは大きな影響を受けています。
例えば、イスラエルとイランの間でミサイルやロケット弾などが発射された際、カタールやUAEを拠点とする航空会社はテヘランやテルアビブ、ベイルートやヨルダンの首都アンマンなどを結ぶ国際線のフライトを停止するなどしています。
また、レバノンへの攻撃を続けるイスラエルですが、先月にはベイルートにある国際空港の近くに空爆を行い、同空港の主要滑走路が一時的に使えなくなり、他の滑走路を代用するなどして運航停止や大幅な遅延が生じるなどしました。
まとめ
今後も中東情勢の変動によって、中東の空を上は大きな混乱が避けられないでしょう。
です。
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