海外出張時の安全対策に!【事前にチェックすべき外務省ページ5選】

海外出張には「安全対策」を忘れずに

海外出張の際、商談や渡航準備ばかりに目を向けてしまっていませんか?確かにビジネスの成功は出張の大きな目的ではありますが、渡航先で危険な目に遭い命を落としてしまうなんてことがあったら元も子もありません。トラブルに巻き込まれることなく、無事に出張を成功させるためにも、事前の安全対策を怠らないようにしましょう。

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「自分は大丈夫」という油断は厳禁!増え続ける海外トラブル

外務省が発表している海外邦人援護統計によると、海外に所在する大使館や総領事館などで日本人が何らかの事件・事故・トラブルにより擁護される数(邦人援護件数)は毎年増加しています。

2020年(令和2年)海外邦人援護統計 より引用)

新型コロナウイルス流行以前は事故・災害や犯罪に巻き込まれる割合が大きかったのですが、2020年は海外渡航者数減少に伴いそれらの件数も減少しました。一方で新型コロナウイルスの影響で現地在住の日本人や渡航者が帰国困難となってしまうといったトラブルが増え、邦人援護件数全体が2019年からさらに増加した結果になりました。

援護件数・人数の推移総括表2020年(令和2年)海外邦人援護統計 より引用)
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あなたの渡航先は大丈夫?事前準備が心配な場合は海外のプロにも相談を

在外公館別で見ると、フィリピンが最も多く、次いでタイ、韓国、インドネシア(デンパサール)、カナダ(バンクーバー)の順となっています。フィリピン・タイが突出しているものの、上位20を見ると特別に東南アジア地域に限られている訳ではありません。

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コロナ禍後のハワイ渡航で、南国の安心感と久しぶりの海外に油断してスマホを見ながらバスを待っていたところ、スリが狙っていることに気付きその場を離れた経験があります。せっかく仕事でうまく行ったのにトラブルに遭い台無し、なんてことがないよう、どんな国でもしっかり注意して出張に臨んでくださいね!

援護件数の多い在外公館上位20公館2020年(令和2年)海外邦人援護統計 より引用)

どの国に行くにも、事前の情報収集や準備をして安全対策は忘れずに行いましょう。「社員のためにもより安全性を高めたい」「プロに相談したい」という方々は、現地情報に詳しい通訳・翻訳者の幅広いネットワークを持つOCiETe(オシエテ)へお問い合わせください。

海外出張前に要チェック【外務省ページ5選】

海外での安全対策で最も有用な情報を得られるのが、外務省が作成しているページです。中でも海外安全ホームページというサイトには、海外出張時に役立つさまざまなコンテンツがあり、今回はこちらのサイトを中心に厳選した5つのページをご紹介します。

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①『海外安全情報』で渡航先で起こる危険を事前にチェック!

海外安全情報ページは、世界地図や国名から国ごとの事件事故や感染症などの危険情報を調べることができるページです。下図のように地図・国名から知りたい国をクリックすると(画像1)、その国の情報が表示されます(画像2)。また各国の情報ページ上には複数のタブがあり、例えば『安全対策基礎データ』というタブをクリックすると、犯罪発生状況・防犯対策などさらに詳細な情報を知ることができます(画像3)。

※下に表示している例は2023年12月25日の情報です

図1:ページ内の地図・地図下に掲載されている国名リストから知りたい国をクリック
図2:インドをクリックした際の例
図3:国名の上部に表示されている水色のタブをクリックするとさまざまな情報が見られる

②『海外邦人事件簿』で日本人が巻き込まれやすいトラブルを知る

海外邦人事件簿ページは、日本人が実際に被害にあった事件・事故やトラブルを紹介しているページです。本記事ではその中から2つ、海外で起こりやすいトラブルをご紹介します。

飲食店でのトラブル

出張で上海に来た男性が宿泊先のホテル前で、客引きから「女性が横について、200元で飲み放題のお店だ」と誘われ、「帰国前日だから少しなら」と入店。お酒を飲んでいると女性が性的なサービスを始めようとしたため、トラブル回避のために男性が退店しようとしました。すると5・6名の男が男性を囲み「こんなことしていいのか。10,000元払ったら許してやる。」と脅しをかけられ支払いを拒んだところ、別室に連れていかれ、首を絞める、蹴る等の暴行を受けることに。結果、男性はクレジットカードで10,000元を支払いやっとの思いで解放されました。古典的な手口で、上海ではこのようなケースが継続発生しているそうです。

参考:外務省海外安全ホームページ「海外邦人事件簿|Vol.68 クレジットカードの不正使用にご注意を!(その2)」https://sanzen.mofa.go.jp/jikenbo/jikenbo68.html(2022年8月3日)

タクシートラブル

中米の大都市に在住の日本人が流しのタクシーに乗って帰宅したところ、運転手から通常の3倍の料金の要求が。交渉しようとしたところ、突然ナイフを所持した2人組の強盗がタクシーに乗り込み、現金などを奪われた上、約2時間連れ回されました。最初にタクシーに乗って家に向かっていた時から、突然スピードを落としたり、青信号での停止など不審な動きをしていたため、強盗犯と運転手ははじめから共犯で、車の後ろから強盗がついてきているのを気にしながらスピードを調整していた疑いもあるそうです。

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海外では空港から都市部への交通手段がタクシーのみという国も多いです。私の場合、海外渡航の際は女性一人という、渡航特に危険な目に遭う可能性が高いため、事前にその国の交通事情やタクシー配車アプリなど、安全に移動するための手段を調べるようにしています。

参考:外務省海外安全ホームページ「海外邦人事件簿|Vol.57 強盗に豹変するタクシー運転手」https://sanzen.mofa.go.jp/jikenbo/jikenbo68.html(2022年8月3日)

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③『在外公館長及び在外公館ホームページ』で万が一のために大使館を把握

「パスポートを無くしてしまった」「財布を盗まれた」といったトラブルや、テロや事件などで帰国ができない危機など、万が一のために把握しておくと安心なのが、渡航先の大使館ホームページ情報です。在外公館長及び在外公館ホームページでは、各国の日本大使館一覧が掲載されており、渡航先の大使館ホームページを簡単に見つけることができます。

在外公館長及び在外公館ホームページ 大使館名をクリックすると各国・各エリアの大使館HPにリンク

大使館名をクリックすると、各大使館ページのトップページが開き、各国の最新情報を見ることができます。現在日本入国時に必須となっているPCR検査に対応できる現地の医療機関についても、ページ内で紹介されています。また大使館の住所・電話番号・メールアドレスが掲載されており(一部大使館を除く)、大使館によっては閉館時間対応用の電話番号もあるため、緊急時のために渡航先の大使館ページをブックマークなどで控えておくと安心です。

④『世界の医療事情』で体調不良に備え医療事情を知る

このご時世、特に可能性が高いのが急な体調不良です。世界の医療事情 ページでは、各国・エリア別で体調不良・怪我の際に頼れる医療機関が掲載されています(図4)。国によっては日本語対応が可能な医療機関も掲載されているため、イチから検索する時間が省け、緊急時の迅速に行動できます(図5)。

図4:ページ内のリストから知りたい国・エリアをクリックするとそれぞれの医療情報が表示される
図5:ニューヨークの例、国やエリアによっては日本語対応可能の医療機関も

また、ページ内には主要言語の単語帳も掲載されています。診療科名や症状など、受診時に欠かせない単語が複数掲載されているため、「上手く症状が伝えられるか不安」という方も安心です(図6)。

図6:国名リストから下にスクロール、一口メモ内に単語帳が掲載されている

⑤『たびレジ』で緊急情報を受け取れる準備を

たびレジ は渡航先の安全情報をメールやLINEで受け取れる、外務省の無料配信サービスです。渡航先や滞在期間を登録すると、最新の安全情報を受け取ることができます。現地の大規模な事件・事故、テロ、自然災害だけでなく、外務省海外安全ホームページに掲載されている危険情報・スポット情報・広域情報が更新情報など、タイムリーに緊急情報が届くため、渡航前に登録がおすすめです。

たびレジ 渡航予定がなくても登録可能、渡航前に登録がおすすめ

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番外編『ゴルゴ13』で学ぶ安全対策

ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル ページは、何とあのゴルゴ13(デューク東郷)が安全対策を教えるという外務省のコンテンツです。ゴルゴ13の世界観による動画・漫画で、今回ご紹介した情報収集の方法や企業向けの安全対策を学ぶことができます。第一話では、外務大臣がゴルゴ13に日本人の安全を要請するシーンで、動画製作時現役の河野太郎外務大臣が声優を務めています。

ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル

まとめ

今回は海外出張時の安全対策に役立つ 外務省ページ5選 をご紹介しました。出張成功のためにも、安全対策の事前準備はお忘れなく!安心・安全な出張をされてくださいね。

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フリーライター。海外へのソロ旅が趣味で、行き先は「できるだけ日本語が目に入らないところ」。よりローカル感が強い環境を好み、各国のスーパーはマストでチェックします。英語上級者ではない自分が各国に行った際の経験も織り交ぜつつ、皆様に役立つ情報をご紹介していきます。